恒例のクリスマス会を行いました。それぞれのグループが自主的に練習をして素敵な会になりました。みなさんの音楽が好きだという気持ちが伝わってきました。団員のみなさんありがとう!父母のみなさんもご参加、ご協力ありがとうございました。
クリスマスソング
Crazy3
まこちゃんそろ
内藤大智と愉快な仲間たち
サクラ チェリー
We are ONCE
あか☆りか
ねずみ-らんど
サンタクロース登場&プレゼント交換
フィナーレはみんなで!
TEL&FAX 0532-61-0833 Mobile.080-9736-1600
〒440-8516 愛知県豊橋市南牛川二丁目1-11 桜丘高等学校音楽科内
10月30日(日)ライフポートとよはし コンサートホール で行われました第23回「三遠南信文化交流 合唱の集い」・第53回「合唱祭」に出演いたしました。
「心の瞳」・少年少女のための合唱ミュージカル「ふしぎの国のアリス」~金色の午後・チクタク遅刻だ・勇気出して オー!」を演奏しました。
当団の「発声やことばの発音がとても良かった」と、たくさんの方々からおほめのことばをいただきました。日頃から発声など真剣に取り組んでいることが評価されました。みなさん自信をもって練習に励みましょう。
素晴らしい響きのホールで3年ぶりの合唱祭でした。コロナウィルスをみなさんのハーモニーで浄化できるといいな。と感じました。
父母のみなさん、指導者の皆さん、お手伝いなどご協力あっての合唱祭の成功です。本当にありがとうございました。
団長の長浜優さんが、第76回全日本学生音楽コンクール 名古屋大会 高校声楽の部で「第3位」入賞を果たしました。全日本学生音楽コンクールは日本で最も歴史と権威のあるコンクールで、声楽家としての素質だけでなく、音楽家としての素質を求められます。桜丘高等学校音楽科やSakuraCantabileで多様な感性を磨き、表現力も身につけたことが入賞の要因と感じます。
また、副団長の中村文香さんは、第2回国際声楽コンクール東京に於いて予選を勝ち抜き東日本准本選出場。惜しくも全国大会は逃しましたが、審査員の中には2位をつけた方もおられ良い演奏をしました。
大村恵生君は、第32回日本クラシック音楽コンクールの予選を通過し本選に出場。惜しくもあと1点足らず全国大会を逃しました。
歌はすぐには上手になりませんが、みなさんも音楽・声楽に向き合って自分を試して欲しいと思っています。
長年にわたり活躍してきた3名が今回の「白雪姫」の公演をもって退団の申し出があり、あいさつをしたいとの事で退団のあいさつの会を行いました。
中3の3名ですので、これから高校受験に向かいます。3人とも歌って踊れて音もしっかり取れる団員でしたので大きな戦力を失う事になりますが、3人ともそれぞれの道に向かって前進するための退団ですので大変残念ですが仕方ありません。新入団員も3人ありましたので、みんなでこの団を育てていくしかありません。小久保姉妹といつもトリオを組んでいた副団長が、コンクールで参加できずに東京からオンラインで参加してくれたのがとても印象的でした。最後は「ほらね」でしめました。長く続けた習い事に区切りをつけることも終わりではなく出発なのだと感じました。
SakuraCantabileは入団は中2までですが、退団しなければ高校生になっても、大学生や一般でも続ける事ができます。区切りをつけない選択もあります。
「白雪姫」公演終了しました。3年ぶりの公開公演。今回の挑戦は、父母のみなさんに本番を見ていただけるように指導者で裏方を回し、団員は自分の事は自分で行い、先輩が後輩の面倒をみる。そして、企画、演出を簡略化しました。舞台上には最小限の道具。場面転換はホリゾントへの画像の投影。(画像の水彩画は団長の長浜優作)音楽はピアノの生演奏。演出や効果に頼ることなく団員たちの歌とおしばい、ダンスの力がステージの質を決めてしまいますが、見事に演じてくれました。
この「白雪姫」の台本(楽譜)はConconeに日本語をつけたものですが、この題材を使用したことが、団員の歌唱力をアップさせたことは間違いありません。
コロナ禍でがまんを続け、じっくりと考え工夫をし、個人レッスンやグループレッスンを行ってきた事が良い結果を生みました。来年の「アリス」や再来年の「ピーターパン」(SakuraCantabileオリジナル)に向けて前進していきましょう。
演奏前の楽屋前で
「鏡よ鏡!」迫力の女王様
「この世で一番美しいのは女王様です!」鏡の精
ジャスミンのいっぱい咲く森で優しかったお母さんを思い出して歌う白雪姫
「姫様お逃げください!」と、狩人
「姫様どうがご無事でお帰り下さい!」と乳母
毒リンゴのシーン
「あ!白雪姫が倒れてる」「あのイケメン王子をつれてこなきゃ!」
「ぼくたちだってイケメンさ!」
悲しむ7人のこびとたち
白雪姫といったらこのシーン
妃になってください!
「祝え!この喜び」 満員のお客様も喜びに満ちて
フィナーレのダンス
決まったね!
アンコールは「ほらね」そして、Cantabileの活動動画。今回もお客様方が感動してくださいました!
長浜優さんが、「第75回全日本学生音楽コンクール」本選会に出場しました。昨年の北河和珠さんに続いて桜丘高等学校音楽科・SakuraCantabileから2年連続の出場になりました。2年生でこの東海地区でベスト9に選ばれるのは快挙です。
また、長浜さんは「第12回東京国際声楽コンクール」高校1・2年生の部で予選、本選を勝ち抜き全国本選に出場しました。
音楽性を求められる全日本と、イタリアの発声、歌いまわしを求められる東京国際と私は勝手に解釈していますが、その両方で認められた長浜さんには、更に音楽に真摯に立ち向かい良い歌を歌って欲しいと期待しています。
でも、長浜さんは声楽も好きですが、Cantabileが一番好きだと言います。みなさんもCantabileを良い居場所にして色々な感性を磨いてください。
大規模なステージを続けてきたために、当団の演奏会は父母のみなさんがすべてが裏方に回り、ご自分のお子さんの本番が観られないという残念な点がありました。今回はアートスぺースでの公演で、舞台裏はすべて指導者が行い、本番のみ受付、会場係を団員父母のみなさんにローテーションで行なっていただき、リハーサル、ゲネプロ、ご自分のお子さんの本番のステージを鑑賞いただくことができました。
子どもにとって、親に自分のがんばっている姿を観てもらうことは大きな成長につながると感じます。力が出せても出せなかったとしても、子どもたちは「自分がどんな演奏をしたのか」そして、いつも応援してくれる父母のみなさんがどのように感じたかが知りたいはずです。いっぱいほめてあげてください。そして、1つだけアドバイスしてあげるとそこが次に上手になります。
今回は、楽屋などで子どもたちも自分の事は自分でできるようになり、体調不良者も出ず、演奏に集中できて立派でした。素敵な衣裳や照明も良かったですね。先生方やお母様方に感謝しましょう。ずっと伴奏してくださった清川先生にもですね。
OBやOB父母、比較的在籍年数の長い父母の方々には「活動の動画」に涙している方がたくさんおられました。記録、記憶の大切さも感じました。
まだ、コロナ禍の収束は予想できませんが、今後もできる範囲で活動していきます。団員1人1人の歌唱力のスキルアップを期待しています。
<独唱ステージ>
アンサンブルB
予定されていた8月11日のプラット主ホールの公演がオリンピック開催の都合で11日の祝日が9日に変更になり平日になってしまったために、フロイデンホールに移動を計画しましたが、度重なる緊急事態宣言、蔓延防止措置により、今年の演奏会はPLATアートスペースでソロとダンスを中心としたステージをできる範囲で行うことになりました。
その、ソロオーディションとして桜丘高校の記念会堂を予約しました。計画した当初は公開しないつもりでしたが、OBや講師の先生方も歌ってくださることになり、団員家族限定の「ミニコンサート」ができました。
合唱団ですが、個人レッスンをしっかりとしているので、このようなコンサートができるのだと感じ、広いホールでもしっかりと声が届く事について、子どもたちが高い意識を持ってくれたのではないかと思いました。
<小学生>みなさん緊張していましたが楽しそうでした。声が大人になるまでは楽しむことと、ピアノなどの音楽の勉強や学校の勉強をしっかりやってくださいね。みなさん上半身がしっかり脱力して歌っているのが良いですね。
<中学生>発声も良くなり呼吸や口形も意識できてきています。表現しようとする意思も感じられました。体幹をしっかり作り、のどを縦に開けてからだを使って声を出せるようになると良いですね。
<高校生> 音高生としての1年間の学習は中学生とは声量も表現力も異次元のものを感じました。ただ、力がつくと本当に音楽を理解しているかどうかや演奏法についての経験の薄さも伝わりやすいです。更に音楽の勉強を積むことや、色々な体験をとおして人としての成長をすることが歌をもっとうまくします。
<OB> 音楽科での3年間の成長が著しかったですね。毎日、音楽に正面から立ち向かった日々が充実と成長につながりました。「あなたたちのようになりたい!」と思う後輩たちに演奏をしてくれてありがとう!音大で更に成長してください。
花束をお渡ししました。
<指導者>生徒たちの前での演奏はプレッシャーがかかると思いますが、どんな小さな本番でも積み重ねる事が勉強となり、自分を成長させてくれます。審査をしながらの演奏、お疲れ様でした。
Cantabileで様々な主役(ドルミン・魔法使い・バーニー)を演じてきたOBの北河和珠さんが、第75回全日本学生音楽コンクールにて本選出場。第11回東京国際声楽コンクールにて全国本選に出場しました。
北河さんは中2から桜丘中学校音楽実技専攻生となり声楽を始め、すぐにCantabileに入団。1期生の団長、副団長の陰に隠れがちでしたが、声楽に対する情熱が大変強く指導者の指示どおりに技術や感性を身につけていき急激に力をつけてきました。マイペースで頑張りすぎないのは自分をみつめる能力が高いのだと思います。
北河さんの声は、のどがしっかり縦に開き、横隔膜から送られてきた息が鼻腔に自然に響くので、ホール全体が響き、観客の耳元まで届く理想的な声だと感じます。それに加えてチェンジがスムーズなので低音域から高音域のAsまでは自由に歌えます。惜しいところは自分でその優れた能力を磨く事ができないので、音楽が期日までに仕上がらないところです。あと2ヶ月あったら、全日本も東京国際も入賞できたかもしれません。
北河和珠さんの今の声はバーニーを歌っていた時の声とは別物です。彼女の声を聴くのはとても勉強になり貴重な体験になります。是非、桜丘の卒業演奏会でその声を聴いてください。
恒例の大掃除行ないました。9:00~12:00の予定でしたが、終了したのは17時前。最後まで残ってくださった方々で写真を撮りました。今年はホールだけでなく、倉庫の整理を徹底的にやっていただきました。終了後もたくさんのゴミを持ち帰ってくださりありがとうございました。本当にきれいになりました。
ビニールシートは結局敷きなおして、ピアノやオーディオにかぶせました。
何と天井のフレームの上まで登っていただきました。電球まで変えていただきました。
昨年、時間切れで途中になっていた35年間蓄積されていた埃を完全除去。あした、からだが痛くなっていると思います。
空気清浄機のフィルターカバーのようになりました。凄い!
音楽科が単独クラスだったころの体育祭や文化祭で作って捨てずにあったものなど、大量のゴミを処分しました。
念願のラックをいれたら、こんなにコンパクトになりました。倉庫の一番奥まで行けるようになりました。これで、欲しいものはすぐに取り出せます。この後、第2レッスン室の機材と楽器を空いている所に入れたので、レッスン室のピアノの下もきれいになりました。
もっと荷物があるかと思いましたが、意外とまとまったのでラックが余りました。これから、団員のみなさんの荷物置き場にしますので、荷物はここに置きましょう!
今年も楽しく盛り上がりましたね!
団長の指示で体操と発声を13:00から行ないリハーサル。
千紗先生が振付をしてくださったダンスも練習。
団員と父母で飾りつけをして、いよいよ「クリスマス会」開始!副団長の司会良かったですね。
団長の指揮でクリスマスソング!
元プレクラスのメンバーの団結力がすごかったです。良い演奏でした。
あいかわらず声量のある中学生の2人。しっかりハモっていました。笑いもとれましたね。
仲良しなんですね。面白かったです。
踊って歌える高学年!
ダンスのデュエットもいいですね!
発熱インフルエンザでお休みが多かったのが残念でした。
フィナーレは「ほらね」と「ウィズ」今年もたくさんの思い出ができましたね。「ウィズ」のBGMがかかると自然と歌い出していましたね。きっと、大人になってもそのメロディーは忘れないと思います。そんな曲をこれからいっぱい歌っていきましょう!
本日は、SakuraCantabile初の卒団の会を行ないました。
団長、副団長は6年間変わらず、古藤葵さんと鯨日和さんが担ってくれました。葵さんは常にリーダーで主役。後輩たちや先生方にも気を使うことができ、私にも報告、連絡、相談ができる頼もしい団長で、私が忙しいそうにしている時は必ず最後まで居てお手伝いをしてくれました。学校を休んでもCantabileも合唱協会も休まない。清掃や礼儀など常に意識できる模範的なリーダーでした。私の立派な片腕になってくれました。日和さんは、音感に優れ声も美しく立派。楽譜やセリフもすぐに覚えて完璧に演奏する姿は多くの団員に良い影響を与えました。色々な性格の役をこなすチャレンジ精神にも長けていました。そして、関ひかりさんは小3の時にティンカーベルを堂々と好演。バレエの経験もありオールマイティー。次の団長候補でしたが残念ながら高1で退団。この3人はポケットオペラの第5回公演「ピーターパン」からの入団でキャリアは9年目を迎えていました。北河和珠さんは、桜丘中学の2年生の時に音楽実技専攻生となって、そのまま「ザッツ」から出演。持ち声の美しさが光り「シンデレラ」「ウィズ」と常に主役級として活躍してくれました。多くの面での驚くべき成長を感ます。
卒団の会は、4人がそれぞれこれまでCantabileで過ごした思い出を語り、後輩への想いを伝えました。4人とも人生の半分くらいをここで過ごし、色々なことが思い出され涙ぐむ場面もあり、後輩たちに多くの大切な事が伝わったように感じられました。団のみんな、そして、父母や指導者への感謝、音楽館を使用できることへの感謝など、話し方、内容とも立派で大きな成長を感じる事ができました。
4人のお母さまがたから指導者とみなさんにお礼もありました。私はCantabileのフォトアルバムをいただき、一生の宝物を得たような気持になり感動しました。スキャンしてHPにアップしたいと思います。4人の父母のみなさんも長きにわたりご協力本当にありがとうございました。
最後に全員写真を撮った後「歌の会なので歌って閉めたい!」と葵さんからの提案があり「ほらね」を合唱しました。4人とも涙を流し団員の多くが泣いていました。卒業式のような感動があり「合唱って素晴らしい!」と誰もが思ったことでしょう。この曲がSakuraCantabileにとって、とても大切な曲になりました。
4人は卒団してしまいましたが桜丘音楽科にいます。カルミナ・ブラーナも一緒に歌います。なので、お別れではありません。しかし、もう練習には来ません。これから新しい第一歩が始まります。新団長に選出された浅倉千晶さん、副団長の長浜優さん、布藤暁子さんを中心に更に良い会になるよう前進していきましょう。父母の方々も小嶋会長を軸に、更にこの地域のたくさんの子どもたちが合唱や声楽を好きになるような会を創っていきましょう。よろしくお願いいたします。
第1回公演
第2回公演
ロビーにて
コーラスミュージカル「With…ウィズ」大成功でした!
今回の公演は、団長選挙をしてリーダーを団員で決め、企画は指導者会、運営は私と内藤先生が参加しての父母の会:「運営委員会」の組織でこの公演を行ないました。OB父母や楽友会のお手伝いを公演当日のみとし、現役団員父母だけでこの大きな公演を成功させることが可能なのかにチャレンジをしました。経営面でも初めて桜丘高校音楽科楽友会から自立をした公演になりました。
●私が良かったと感じたことは、
① アイプラザ豊橋の大きなステージに映える演出、照明、道具。
② 桜丘音楽科生徒、中学実技専攻生、指導者、OBなどの歌唱、演技力。
③ それに負けない小中学生の情熱と成長。
④ キャストと裏方を同時に行った指導者の立派な姿勢。
⑤ 運営委員のリードと父母のみなさんの協力。
良かったことの裏側には、反省すべき点もたくさんあります。この会が存続、発展するためには、まだ改善すべき点があります。しかし、団員、団員父母も指導者も「この演奏会ができて良かった!」という気持ちと「みなさんに出会えて1つのものを共に創ることができた感謝の気持ち」があれば、やり方などを超えた良い演奏、良い団体になっていくと感じます。それが市民の文化活動でありボランティア精神だと思います。父母の役割負担を削減するためプロに衣裳や舞台裏を頼むことなどの提案がすべてボツになったことも、この会の精神を表しているのだと思います。
「良い事ばかりを言って褒め合っていては成長できない」という人もいるかもしれませんが、SakuraCantabileは会社でも塾でもありませんので、前向きな楽しい雰囲気が大切だと感じます。私はこれまでこの会は「桜丘音楽科のための会」として仕事の一部として発展させようと考えていたこともあり、人生をかけたような真剣そのもので周りが見えない状態に陥っていました。真剣に取り組むと、自分に真っ直ぐ向かってきてくれる人にはこの上ない愛情を注ぎ、自分の意見に同意しない人や秩序を乱す人を非難したくなることもありました。これと同じように父母の方々の中でも、真剣になり様々な他人への思いがあったようですが、仲間ならば声をかけて話を聞いてあげたり、時には注意してあげる。それができなければ黙認するしかないと思います。人にはそれぞれ理由があり、その人自身にもわからないような気持があるものです。しかし、そんなことよりも人の良い所を見つけて褒めてあげる事が大人に対しても子どもに対しても、とても大切な事だと最近強く思うようになりました。みなさんがこの会に大きな愛情を注いでくださっていて仲が良いのでSakuraCantabileは成り立っているのだと感じます。親同士、子ども同士のコミュニケーションをもっと取っていきたいですね。意外と誤解は多いものです。
私はこの団にボランティアどころか出資をしています。「なぜ、この会を続けているのか?」と聞かれれば「私に感謝してくれる親子や指導者がいるからです」と答えます。先日の「令和元年度豊橋文化祭開会式典」に出演させていただき、たくさんの桜丘生徒、父母やCantabileの団員、父母。そして、豊橋合唱協会の多くの方々が私たちの演奏を聴きに来てくださいました。「うたを歌い続けて良かった」「うたを教えていて良かった」この気持ちがこの会を続けて行く原動力になっています。
さて、前身の「ポケットオペラ」が、団員リーダーだった伊藤千紗先生やその年代に近い団員たちの退団と共に形を変えたのと同じく、SakuraCantabileも6年間リーダーを務めた古藤葵、鯨日和や、大きく成長した北河和珠が実質これで卒団(桜丘の生徒として関わることはありますが)となり、関ひかりも含め多くの1期生とその父母が卒団します。力のある団員や団員父母の卒団は団体のレベル保持には大きな打撃ですが、後輩たちの実力は更に上がっていくと思います。また、今後は公演毎に団員や父母組織も変わっていくこととなるでしょう。この団の形をリニューアルするチャンスと考えたいと思っています。
来年は5月31日の「カルミナ・ブラーナ」の準備で日曜日の特別練習が行えませんので8月の公演は行なわないことにします。3年間大きな公演を続けてきましたが、次の公演は団員や団員父母のみなさんとじっくり話し合いながらより良い会、より良い公演を目指していきたいと感じますし、団員、団員父母相互のコミュニケーションをしっかりととり、公演を成功させることだけに終始するのではなく、音楽をとおして子どもたちの心を育てることを一番に考えた会を目指したいと思っています。
みなさん。お疲れさまでした!そして、ありがとうございました。
9月28日(土)豊橋文化祭開会セレモニーの記念講演として行われました私たちのコンサートにご来場くださり誠にありがとうございました。会場は文化賞受賞式よりもお客さんがたくさん入っていただき、特にSakuraCantabileの子どもたちがたくさん前の方に集まって聴いてくれたことに感動しました。声楽やオペラのコンサートに小中学生が参加することはほとんどありません。その子どもたちが「アンコール!アンコール!」とかわいらしい声で叫んでいるのを聞いて本当にうれしかったです。子ども向けの曲も入れれば良かったと思ったくらいです。「SakuraCantabileを作って良かった」と思いました。お母様方もありがとうございました。桜丘の生徒や父母の方々も大勢かけつけてくださり、口々に「感動しました!」「素晴らしい先生方に教えていただく事ができて幸せです」などと言ってくれてお世辞でもうれしかったです。また、合唱協会の方々もたくさんいらっしゃり、日々多忙ですが様々な活動を行っていて良かったと感じました。高校生たちが出待ちまでしてくれていたのにも感激しました。「歌の勉強を続けていて良かった!」と思えるコンサートになりました。
独唱は「小さな空」「カタリカタリ」「オーソレミオ」
オペラの解説(トーク)が意外と好評でした!
オペラ「ファウスト」~二重唱 (この曲大好きなんです!)
オペレッタ「チャルダッシュの女王」~二重唱 私は初挑戦でした。音が低くて大変でしたが楽しい曲でした。
声の良い田辺さんと歌うことができて、とても勉強になりました。
桜丘中学・高等学校声楽アンサンブルは「第11回東京国際声楽コンクール」高校生アンサンブル部門の全国本選会に於きまして、「第4位入賞」(第3位なし)を果たしました。
夏休みに行なわれた愛知県予選と、東日本大会を通過し、9月23日(月祝)東京にある江戸川区総合文化センターで、全国本選出場9組中入賞することができました。音楽科、中学実技専攻生は個人的な実技のレッスンなどが多く、全員で練習することが週3日程度50分間しかなく部活動のようにはできないのですが、個人的に音楽の力をつけていることがこの結果を招いたのだと感じます。指導者の指示に素直に従うだけでなく、グループで自分たちを高めたりできる力や、メンタルがもっと強くなれば更に上を目指せると感じました。しかし、限られた時間の中集中した練習を重ねた生徒たちは技術も心も大きく成長したと感じました。
<出場メンバー>
3年生:今別府幸理・神山玲奈・渡邉芽以
2年生:加藤美咲・北河和珠・鯨日和・古藤葵・中野ひかる
1年生:久米優香・関ひかり
中3:浅倉千晶
中2:布藤暁子
指揮:吉村純 ピアノ:三木諭
<演奏曲目>
三宅悠太 作曲 「泣いているきみ」
桜丘中学・高等学校声楽アンサンブル 全国大会出場の12名と指導者
審査委員長から賞状を渡される代表の古藤葵
アンサンブル入賞者代表と審査員の先生方
全国大会ソロ部門で入選(第13位)に輝きメダルを授与された北河和珠
本日は台風6号がこの地域を通過する予定で通し稽古が中止になりました。台風の動きが北の方にずれたので、あまり雨も風も強くなくこれならば稽古ができましたね。でも、本日は学校行事などで欠席者も多かったので無理をしませんでした。
7月20日(土)の松山先生のドレスリハーサルと21日(日)の通し稽古お疲れさまでした。衣裳も道具も揃い本番1カ月前に何とか形にすることができました。父母の方々はお忙しいところご協力ありがとうございました。
稽古に参加できている団員はほぼ準備ができてきた事を感じました。用事が多かったり体調不良などで休みがちな人は立ち位置や段取りなどもかなり遅れていますので、8月6日、7日の松山先生の最終レッスンには完璧なかたちで参加してください。特別に集まって自主練習をしている人もいるようですね。頼もしいです。
通し稽古には「ダメ出し」があります。「ダメ」なところを指摘して直していくのですが、直す時間が限られていてその日のうちに直しがほとんどできないのが残念です。演劇には「ダメ」だけで褒めてもらえることはほとんどありません。私は結果が表れている団員は褒めます。
高校生や中学生はだんだん褒めてもらえなくなります。皆さんのお父さんやお母さんも同じだと思いますが、大人は子どもに対して、高校生になったら「できて当たり前」。中学生になったら「努力して当たり前」。成長すると「小学生の頃はみんなが褒めてくれたのに…」何て思う事はありませんか?小学生の低学年の人に出す「ダメ」は「してはいけないこと」。大人になるにつれて出される「ダメ」はより良くなるための「ダメ」です。先生方に出される「ダメ」の中身をよく考えて、自分は成長しているのか、していないのか。あるいは悪くなっているのかを判断し、成長できる人になって欲しいと感じます。
今は、大学生になっても褒めて育てる方法が用いられていることがありますが、それは学生がとても優れた生活習慣を持ち、優れた能力を持った人たちの集まりだからだと思います。また、就職しても褒めてあげないと育たない大人もいるようですが、それは本当にその仕事をしたいかどうか迷っていて本気になれないのだと思います。
私は生徒の成長度に合せまて指導をしますが、高校生くらいからは生徒に本気で大人として厳しく向かい音楽の素晴らしさをわかってもらおうとします。しかし、中学生までは礼儀や規律だけは守れるようになり、あとは楽しんでくれることが大切だと思っています。趣味でやるのか本気でやるのかを決めるのは15歳ころが適当だと感じます。
通し稽古は3時間とらなければいけないと思いました。また、この「With…ウィズ」はM7が初演、ふんけんの場面などが追加され、音楽もカット版ではないので、川口版が90分に対して私たちの「With…ウィズ」は120分!「ザッツ」よりも大曲に挑戦することになりました。
年長者といっても、この団でのキャリアは後輩たちとそんなに変わらないのに、歌い方はもちろん動き方、仕草、せりふの言い回しなどが優れているのがこの写真を見るだけでわかります。
彼女たちが真剣に音楽の勉強をし、一生懸命生きているからです。高校の1年間はとても大変で辛い事もたくさんあったかと思いますが、あなたたちは音楽に対してプライドと真摯な姿勢をいつも持って生活しています。後輩たちも彼女たちの歌や演技から多くを学び取って欲しいと思います。表現力を磨くには演劇が一番ですね。楽しいだけでは「普通」を超えられないことがあなたたちを見ていると感じます。これらの経験があなたたちのこれからの歌に生きていくことでしょう。
ゴミトンたちも思い切って演じてくださいね。ステージで演じる人はお客様をを楽しませることこそが大切です。ふんけんクラブのおじさんたちはそれをとてもよく知っていますね。「上手にやろうとせずにお客様の心に残る歌や芝居をしてください」
人形や魔法使いがキャストのほとんどの中、唯一の人間役の三姉妹。こちらは、どれだけお客様を泣かせる歌がうたえるのかが大切です。それには、歌唱力やせりふの言い回しなど上達させていきましょう。一言一句を大切に、それがフレーズとして表現できるようになるには、どのように表現するのかを何度も考え、準備をして毎回の練習に試すことが必要です。みなさんは1回1回の稽古の度に上達しています。これからが楽しみです。
6月8日9日は演出家の松山先生と音楽監督の由佳先生を東京からお招きしての初の通し稽古でした。全員が楽譜を外して演技に集中しましたが、演劇としてはただ読んでいるだけのセリフが長く続き間違えたりわからなくなったりすることが多く、5月につけていただいた段取りもうまくいかず、散々な結果になってしまいました。
昨年の6月の松山先生の「シンデレラ」の稽古ではとても褒めていただけましたが、今年は散々でしたね。
オペラは音楽でミュージカルは演劇だというジャンルの違いをとても感じた稽古になりました。ベテランの中高生たちはしっかり覚えて表現もしていたのですが、演劇としてのドラマ表現は弱く松山夫妻の求めている性格、年齢、所作などには達しておらず、多くの場面のセリフや音楽がカットになりました。
先生方から見れば「何年もステージに立っている高校生や中学生ならもっとできるだろう!」と感じたのだと思います。確かに川口の子どもたちの演技力とはかけ離れた感じはあります。「ザッツ」の時に由佳先生から「合唱劇としてはまずまずですが、ミュージカルとしてはまだまだでした」と言われたことが思い出され、私が歌にこだわっていて、あまり演劇表現にこだわっていないことが大きな原因だとも思いました。しかし、それは桜丘の中高生や、よく勉強してある団員に対しての事で、セリフ、音楽や段取りが不完全なキャストが多すぎて、作品を作った先生方に本当に失礼な稽古を見せてしまったと反省しました。稽古を減らして能率よく行う事を考えたことが大きな間違いでした。舞台はこだわり抜くことが大切だという当たり前の事をしなければなりません。
それに加えて私は、コーラスの精度やソロの発声が良くならないことがとても気にかかっています。声楽の発声でできるミュージカルというものを目指し「コーラスミュージカル」というものを考え出しました。しかし、これには限界があるのかと思うこともあります。しかし、ハマースタインⅡのミュージカルなどはオペラを勉強した人たちが歌っていますし、A.ロイドウェバーのミュージカルにはオペラ歌手を投入することもあります。日本でも海外でも声楽を勉強した人がミュージカルのステージに立っていますので、本当に歌が上手ならばセリフも上手なはずです。
しかし、各々の先生方もセリフを勉強したことがあるかというと、オペラにセリフがあるものは「魔笛」や「魔弾の射手」のようなジングシュピールといった特別なジャンルがあるだけなので、二期会でもセリフ(演劇)の稽古は半年しかありませんでしたし、藝大ではセリフの勉強はありませんでした。私のように演劇の先生と一緒に音楽劇で全国を回ったり、日本語でオペラを歌っていた経験のある人は少ないのかもしれませんので、しっかりとしたレッスンが行われていないのが現状だと感じます。今レッスンすべきはセリフやドラマ作りなのかも知れません。でも、本当に時間がありません。私が生徒に1フレーズずつ歌を教えるように、セリフを教えていたら毎日レッスンしても通し稽古になりません。しかし、良いものを魂を込めて作るしかありません。今まで家庭を顧みずにステージを創ってきたお母さん方や、夏休み返上で稽古に励んだ子どもたちの努力があったからこそ、今のSakuraCantabileがあると思うと、良いものを作るには妥協があったり、どこか冷めた気持ちがあってはならないと感じています。
衣装や道具に対する配慮や準備が不足していたり、多くの不備があるのは、私が中神さんにすべて丸投げしていたことが原因です。今までどんな仕事をして、どんなに松山夫妻に配慮を行ってきてくださったのかを知ることとなりました。でも、今回は今回の運営委員会のコンセプトでやり切ることも大切です。そこから新しい発見がもはやたくさん見えてきています。
8日、9日の稽古から私は、ステージは「それを創っている人の姿勢が見えてしまう」という恐ろしさを感じました。子どもたちはみんな一生懸命で素晴らしいステージを行いたいと思っています。私たち指導者はそれを実現させてあげなければならないし、その気持ちをしっかり受け止め最善を尽くし努力の大切さを共に感じるステージを創らなければなりません。それには、私たちだけでなく父母のみなさんの協力あってのSakuraCantabileです。初めて行う事がたくさんあってわからないことだらけだと思いますが、今回がそれをわかるようになるチャンスにしていただきたいと思います。
まずは、松山夫妻に納得していただける内容にしなければなりません。今回「ウィズをやりたいのでお願いします」と私が言った時に、夫妻は「この団体はオペラをやらなければもったいない」と言われました。多分その裏には「この団体はミュージカルはできない」あるいは「ミュージカルにはそぐわない」という意味も含まれていたのだと思います。でも、あえて行なったのは「たくさんの子どもたちに役がある」そして「2公演行なえばほとんどの団員に役がある」という事でした。今は、稽古に揃わない団員がいたり、未だに覚えていないキャストがいたりしてとても後悔していますが、私の予想では7月20日になってもこの後悔が続くような気がしています。私の甘さです。
子どもたちに良いステージを経験させたい。この思いは指導者も父母も同じだと思います。その気持ちを一つにして最大限の努力をして本番に向かっていきましょう。よろしくお願いいたします。
10連休の最終日は恒例の松山先生の初立ち稽古でした。暗譜、暗記できましたか?間違えても良いので楽譜を持たずに演技・演奏に集中しましょう。オペラやミュージカルでなくても、音楽や演劇は覚えてからが本当の練習だと先生は思います。アンサンブルやセリフは自分の所だけ覚えていてもうまくいきませんね。与えられた役をどのように演じるかを考えるのはとても楽しい事です。舞台は自分ではない人やものを演じる事ができます。色々なファンタジーを想像してみましょう。そして、歌を気持ちよく歌って、ダンスをかっこよく決めてください。それには、自主的な練習が大切です。1回1回の練習で言われたことが次にできている人や、しっかり勉強をして積極的に行動している人は稽古でも輝いて見えます。全員が輝いている舞台を作っていきましょう!
今回はほとんどのキャストが人形です。人形歩きの練習から始まりました。
格式と伝統のエリザベス派(イギリス人形)と高級ブランドずくしのフランソワ(フランス人形)派のせめぎ合い。
そこに割って入ったのが新製品のバーニーちゃん!(アメリカ人形)親衛隊もひきつれています。
姉妹たちはパリに留学する三女のナナとともに旅行にでかけます。旅のお共はやっぱり、エリザベス・フランソワ・バーニー!でも、エリザベスとフランソワは古くなってちょっと友達に自慢できないかも?三女の大好きなバーニーはお姉さんたちに壊されてしまいかごに戻されてしまいます。
人形を粗末にあつかう三姉妹を人形が襲う。今回も2公演でダブルキャスト!
ブリキの人形は「壊れたり汚れたりした人形は、夢の島のリサイクル大王になおしてもらおう!」と自分の経験を語ります。人形たちは捨てられずにパリに連れて行ってもらえるよう、大王に会いに行くことを決心します。
夢の島(ゴミの島)にはゴミ妖怪ダストンと、その子分のゴミトン・チリトン・テカテカ。そして、ゴミ妖怪の手下たち(ふんけんクラブ)がいます。ダストンは壊れかけの人形が大好物。人形たちは襲われますが、着せ替え人形のバーニーは戦闘タイプのアイテムをゴミの中から見つけ見つけ装着してダストンに勝利し、リサイクル大王の居場所を聞き出すことに成功します。
リサイクル大王(後)は近頃の人間たちは「まだ使えるものをすぐゴミにしてしまう!」と嘆きます。魔女(前)は人形を粗末にして捨ててしまう三姉妹に魔法をかけて壊れかけの人形に変えてしまいます。
様々なことがあり人形と三姉妹との感動の場面がありフィナーレとなります。HPなのですべては語れません。
3月16日(土)音楽館ホールに於きまして、午前中は桜丘高等学校音楽科パートナーシップレスナーの
日比啓子先生声楽特別講座。午後は日比先生に審査員をお願いして
第10回ファミリーコンサート コーラスミュージカル「With…ウィズ」のキャストオーディションを行いました。
日比啓子先生は東京藝術大学および同大学院を修了後ドイツを中心に声楽家、オペラ歌手として活躍され、帰国後は東京二期会などで様々なオペラ、コンサートで活躍。東京藝術大学、国立音楽大学、東邦音楽大学などで声楽やオペラの指導もされておられる日本を代表するソプラノの一人です。
特別レッスンで生徒たちは次の段階へ進むプロセスを提示されると同時に1人1人を大変ていねいに教授されました。
オーディションは合唱団SakuraCantabileの団員30名が、コールユーブンゲン、コンコーネなどの課題曲と歌曲、キャスト別課題を演奏しました。年々上手になっていく子どもたちの姿に感動を覚えました。当たり前かもしれませんが、音楽科に進学した3名の1年生の演奏は圧倒的で専門課程で1年間勉強する意義を感じました。中学生では長浜優さんのこの2ヶ月ほどの成長が著しくスコアを何度も読み返してこのミュージカルをすべて熟知した上でのポストマンを表現しました。スコアの表紙に描かれた絵がそれを物語っています。小学生では私が発声練習の時にほめた、小久保姉妹と山本眞子ちゃんの演奏、西浦瑞歩ちゃんのブリキが特に印象的でした。4人とも色々な面でのポテンシャルの高さとCantabileが好きだという気持ちががその歌やセリフから感じ取られました。今後がとても期待されます。是非、桜丘音楽科を目指して欲しいです。中学までの勉強をしっかり行ない学力をつければ葵さんや日和さんのような特待生もあります!
さて、歌が好きで努力をしていても、壁にぶち当たってなかなか思うように歌えなくなるのが歌の難しさです。成長期のみなさんはその年齢に合わせた発声をしたり、胸声と頭声のバランスを変えていったりしなければなりません。日和さんや和珠さんが凄い声が出るようになったのは、からだが早く大人に近づいて本格的な大人の発声を試みることができるようになったがらです。窪田真由さんは、受験やコンサートのプレッシャーから解放された今になって、高校3年生らしいとても素晴らしい歌が歌えるようになり、日比先生のレッスンでは「こんな素晴らしい生徒いたかしら?」と言っていただけるくらい良くなりました。
今、うまくいかなくても「うまくなりたい」「気持ちよく歌いたい」と思い続け、レッスンの先生を信じて指導に従って練習することが大切です。たまに、もっと上手になろうとして、他の先生にみてもらう人がいますが、目指す発声は同じでもアプローチの仕方がそれぞれの先生で違うので、生徒は混乱して成長が止まってしまうことがほとんどです。親に聴いてもらってアドバイスをもらうのも良くありません。音楽がわかる親は特に良くありません。声と心は一体ですので、今、ここで教えていただいているそれぞれの先生に不安を感じた時点で声の成長は止まります。信じて練習することが成長への近道です。また、信じることで教師も生徒に真剣に向き合うことができます。
キャストが決まり公演に向けて本格的に始動しますね。1人1人の力量アップも大切ですが、これからは、みなさんが一致団結をして良いステージを創らなければなりません。アイプラザで回転舞台の使用や奈落からのアップダウンもあるとても素敵な演出があるようです。集中力をしっかり持った練習を続けて大成功へと導きましょう!
桜丘高校音楽科第45回卒業生の河合千明さんが、昨年に続き名古屋の大きなミュージカルのステージに主演しました。昨年、SakuraCantabileを退団したメンバーも出演したこともあり、団員、団員父母も応援にかけつけていました。
第45回生には増田達斗君、第46回生には杉浦孝司君といった優れた男子がいましたが、「音楽科の単独クラス最後の学年を有終の美で終わらせたい」という思いをこめて教育活動を行った学年でした。(1組合同クラスは前荘主事が責任者。単独クラスは吉村が責任者でした)第45回生の室長、音楽科代表が河合千明でした。中学までピアノも習ったことがなかった彼女は大変苦労し、よく泣いていましたが、悩みがあったりうれしいことがあったりするとよくお手紙をくれました。去年も今年のミュージカルも、招待券とともに素敵なお手紙をいただきました。
ちなみに竹内愛先生は第44回生です。竹内先生は豊橋市民オペラ「魔笛」に童子役に高1で出演し、ポケットオペラの「ヘンゼルとグレーテル」に出演しています。河合千明さんは「愛の妙薬」に出演しています。
さて、この「Theater Bamboo」という団体は、5年前に11人で始めて、現在40人ほどの団体になり大きな舞台を作り上げることができたという代表の方の話を聞いて、当団と似ておりとても親近感がわき、公演後、代表の方と少しお話ができました。人柄もとても素晴らしい方のように思えました。
千明さんは昔から高音のきれいなソプラノでした。今は下の声もしっかり出るようになり、代表の先生も「うちの看板娘!」と言っておられました。ピッチも良く表現力も抜群。「上手になりたい!」と高校時代涙を流していた気持ちが、持ち前の能力、努力を惜しまない姿勢と、この劇団や代表の先生との出会いで開花したのだと感じました。千明さんの活躍を観て本当に感動し嬉しくて仕方ありませんでした。
このように、生徒の成長を見るのは本当に嬉しいことです。個人レッスンをするということは、教える側も自分のすべてを与えるような気持ちになります。Cantabileのみなさんも、桜丘高校音楽科に進んで私から私のすべてを吸収する気持ちでレッスンにのぞんで欲しいと思いました。
桜丘の名前も、私の名前も出してくれています。ありがとう!これからもがんばってください!
なんと!制作、指導の裏方はすべて出演者!衣装も道具もメイクも全部自分たちでしています。これが劇団なんですね。
ちあきさんのお父さんに撮ってもらいました。お父さんにお会いするのは卒業式以来でした。
毎年恒例のクリスマス会を行いました。出し物のレベルも高くなっていたことや、団員の個性が感じられてとても興味深い会になりました。小学生の活躍が目立ち、中高生がとても大人に見えました。
子どもと父母が一緒になって作り上げているこのクリスマス会はこの団体をよく表していると感じます。この温かい雰囲気を守っていきたいと感じました。
みなさん今年もありがとうございました。
オープニングは合唱団らしく3部合唱で「クリスマスソング」
今年のサンタさんは受験勉強しているはずのタカくん!?
合唱祭に出演しました。昨年までは桜丘高校音楽科の全員とのコラボレーションで演奏をしてきましたが、今年から高校生はSakuraCantanileに所属している4名だけの参加となり、全体の人数も40名程の少人数になりました。また、シンデレラの公演が終わって6回の練習で3曲を振付をして本当に演奏できるか不安でしたが、困難に挑戦してこそ実力がつくということを団員のみなさんが証明してくれた良い演奏だったと思います。
合唱協会の多くの方々から歌も振り付けも高い評価を受けることができました。
合唱祭が終わるといよいよ新しい体制で来年の公演に向かって進んでいきます。宝物のような優秀な子どもたちが、更に楽しんで音楽の可能性に挑戦していけるようにがんばっていきたいと感じました。
前日はライフポートでホールリハーサルができました。
パートリーダーを中心に歌詞のチェックをしました。ソプラノⅡ
アルトⅡ カメラが気になりますね。
アルトⅠ
ソプラノⅠ 発声の指導中かな?口の形が「U」になっていますね。
コーラスミュージカル「With…ウィズ」は小学生がいるのに、4部合唱なのです!
本番の日は9:30から「カルミナ・ブラーナ」の合同練習でした。みんなで体操しています。カルミナ・ブラーナには桜丘音楽科生と桜丘中学音楽実技専攻生が出演しました。
みんな良い姿勢で良い顔をして歌っていますね!先生もみなさんの音のシャワーを受け止めているようです。
これはちょっとそろっていませんね。
こっちはそろっています。
プレ団員が登場してフィナーレです。
じょうずに演奏できて良かったね!
打ち上げ会では「少年少女合唱団」との初の共演!仲良く手もつないでいますね。
子どもたちはすぐに仲良くなれますね。音楽でたくさんの人が1つになれた合唱祭。演奏だけでなく交流会も大切なことだと感じました。みんなありがとう!
8月は猛暑の中オーケストラ合わせや、PLAT創造活動室Aでの特別練習。桜丘中学体育館を借りての練習。そういえば、団員のみなさんとお母様方で桜中の水場を清掃してくださいましたね。準備から後片付けまでみなさんが本番の成功を願って団結してくださった姿は本当に素敵でした。
みんなでバミリをして立ち位置を確認しましたね。手作りの段ボールの練習用の大道具もしっかりセッティングできました。しかし、本番の柱は巨大で重くてうまく動かすのに苦労しましたね。
第2幕は華やかでしたね。ダンスも上手でした。
プレもよくがんばりました。
鳥やネズミも貴婦人に変身。第1幕のラミロ王子やお姉さんが第2幕では舞踏会の招待客に。
シティオペラ公演の大人も負けてはいませんでした。
カンタービレの主催公演になくてはならないのが「ふんけんクラブ」! 芸術音楽を一般の人に近づけてくれる魔力を持った男声合唱団。芝居も上手い!こちらはバス・バリトン。
17時のふんけんと20時のふんけんは別物。現役で仕事をされている方々は17時には集まれませんね。
こちらは輝かしい声のテノール。
クロリンダとティズベ(姉)の圧倒的な演技と歌唱。迫力ありますね。
5月の土曜日の全体練習と、日曜日のソロ練習。6月松山先生の特別稽古と、シティオペラとの合同練習が行われました。春休みからたくさん練習を積み重ねた成果を松山先生が評価してくださいました。
子どもがロッシーニのオペラをここまで歌うのは凄い事!YouTubeで世界に発信したらオペラ界の一大事件になる!とまでおっしゃってくださいました。
子どもたちはミュージカルでもオペラでも同じように楽しんで歌ってくれます。団員の中ではこの「シンデレラ」を最初から最後まで覚えて演じ歌える子がたくさんいるようです。子どもの可能性は計り知れません。
松山先生の特別稽古行いました。手前右は舞台の模型です。先生の熱愛するオペラブッファだけあり、気合十分。多くを学ぶことができますね。本当に感謝です!
第2幕1場。舞踏会のダンス。お姉さんたちを先頭に、鳥・ネズミも宮廷のお客さんに変身。
本日はカンタービレの練習が終わった後、参加者全員と父母の会で結団式。
そのあと、シティオペラの合同練習が始まりました。
鳥とネズミはシティオペラでは、第1幕から第3幕の全幕に登場。
後ろに控えるおじさんたちは、男声合唱団「ふんけんクラブ」オリジナルの従者の男声合唱を歌います。
シティオペラ 第1幕4場でシンデレラが村娘からドレスに変身する場面。練習用のかぼちゃの馬車も左に見えますね。
ゴールデンウィークの終わり5月5日(土)・6日(日)13:00~17:00に演出家の松山雅彦先生を東京からお招きして立ち稽古を行いました。2日間でなんとか全体の段取りを通すことができました。今回はステージ上の動き方の基本動作などをたくさん教えていただくことができました。それは、みなさん1人1人が自分の与えられた役割を一生懸命行おうと努力をし準備をしたからです。お友達や先輩の動きなどや松山先生が教えてくださった事をすべて聞き逃さない事が大切です。そして、自分の役ではない所まで勉強しようとする姿勢が大切ですね。来年の公演はあなたに大きな役が回ってくるかもしれません。
教えていただいた事は、すぐにできないかもしれませんが、1ヶ月毎日練習して、時には土日に居残り練習などをしてできるようにしておきましょう。もちろん、もうすでに相手役と自主練習をしているレッスン生もいます。また、年長者は小さい子たちに教えてあげてください。本当に理解している人は教えることも上手ですし、教えることで理解が深まることもあります。
従者(王子の家来)たち
3幕シンデレラと王子の結婚式 写真右は反省をする継母と姉たち
本日は、1幕と2幕の簡単な段取りと演技を行いました。
オリジナルのオペラには無い進行役の小鳥やネズミの子どもたちは元気いっぱい!
「オペラ」という限られた大人の楽しむ芸術を、一気に子どもや一般の方々に近づける役割を果たしてくれる事を確信しました。
団員も具体的なストーリに動きをつけて表現することによって、一人一人の顔つきが輝きを増してきました。みなさんは1人1人が本当に表現者なのですね。5月5日、6日は演出家の松山先生のシンデレラ初レッスンです。まずは、みなさんの音楽や舞台が好きだという気持ちを表現していきましょう。
新年度が始まり3回の練習が終わりました。
第1週と2週は3幕の音楽稽古を行い、21日(土)は全幕のコーラスの部分の練習を行いました。
みなさんの作り出すハーモニーが「ザッツ」の時とは明らかに違い、この半年間の成長を感じ取ることができます。もちろん声楽専攻の高校生が通常練習に参加していることも大きな原因ですが、それだけでなく、1人1人の声が良くなっていることは、みなさんの発声練習への真剣な姿勢からわかります。
後半になるとハーモニーが乱れるのは、まだ、三幕の音楽に慣れていないという事と、だんだんからだを固くしたきつい声に変化してしまうからでしょう。いつもからだを使い呼吸に乗せた美しくみんなと混ざり合う声で歌っていきましょう。
そして、歌の勉強は暗譜してからが本当の勉強です。5月からはいよいよ立ち稽古です。表現や演技にも集中して、このオペラの楽しさや素晴らしさをたくさんの人に伝えていきましょう。
3月27日(火)~31日(土)「シンデレラ」の特別練習を行いました。
始めの4日間は、シンデレラ、王子、アリドーロ、姉のソリストの特訓を行いました。アンサンブルなどでは、まだ、音が不安定だったりする箇所が見られましたので、別室でのグループ練習なども行いました。もう、ほとんど暗譜ができていて、表現の領域に進んでいる人が増えてきました。そうした団員はもっともっと豊かに響く声を作るために呼吸や発声の訓練。そして、良い歌い手の歌いまわしを聴いたり、ヴァイオリンなどの弦楽器の演奏を聴いて勉強をしてください。
31日はプレ団員と初めての合同での音楽稽古をしました。今回は10名以上のプレ団員が入会してくれてとても嬉しいですね。5月終わりまでにはもっと増えると思います。プレちゃんたちは、そこにいるだけで癒されますね。団員は、これからプレ団員のお世話をしていきます。良いお兄さんお姉さんになってあげてください。これも大切な勉強ですね。
3幕はまだ通すことができませんでした。4月の練習で3幕をしっかり行い、5月からの立ち稽古に向かっていきましょう!
3月10日の練習は、1幕、2幕の合唱の部分をとおす形で行いました。配役も決まりましたので、従者もそれぞれがどの部分を演奏したり、せりふを読むのかを指示しました。ソロの人たちも自分のパートを歌い全体がどのように展開していくのかを感じ取ることができたと思います。
3月17日の練習は、3幕の合唱部分の音取りを行いました。初めての3幕にしては階名でどんどん音符を読んでいける団員や、しっかりと予習がしてある団員が増えてきて大変頼もしく感じました。春休みははソリストの特別練日習と、31日の臨時の全体練習を行い、3月中に全幕とおしておきたいと思っています。
1人1人が本当に歌を好きになり、本気で発声や体操、音取りをしている姿には感動を覚えます。
「春休みは毎日でもみんなと練習したい!」本当にうれしいことばです。もはや「お稽古」ではなく、「部活」ですね。
2月25日(日)名古屋市青少年文化センター アートピアホールで、オリジナルミュージカル「山三と阿国」(さんざとおくに)が公演され、講師の伊藤千紗先生が出演され、SakuraCantabileの生徒を引率をし鑑賞してきました。
千紗先生はダンスの一員ですからと、消極的に宣伝していたようですが、ステージに出ずっぱりで、きれきれなダンサーたちに混ざって、全く遜色のない素晴らしいダンスを見せてくれました。名古屋なので行きにくかったかも知れませんが、これだけの活躍ならばもっとたくさんの団員に観てもらいたかったと思います。私も千紗先生が消極的だったので行かないつもりでしたが、1週間前にキャスト出演者から手紙が届き、それが私が桜丘の音楽科で3年間声楽を教えた生徒で、それも卒業してから私や友達とも一切連絡をとらず、どこへいったか消息不明だった生徒でした。
その手紙には、高校3年間での自分の不甲斐なさが書かれており、卒業後8年間ミュージカルの関係の勉強やステージを経験して、普通の仕事で生計を立てながらがんばってきたことが書かれていました。そして、ようやくこの大きなステージのキャストオーディションに合格したので、私に見てもらって話がしたい。とのことでしたので、私も彼女がどのように成長したかを楽しみにしていました。
彼女は、中3の時の音楽の先生から影響を受け「音楽の先生になろう!」と決心しました。ところが、ピアノも習ったことがなく、歌は好きでいつも歌っていたようなんですが、前途多難な感じでした。「桜丘に入って専門的に音楽を勉強したい」との決心が固く大変情熱的で、私にすがるような感じでした。(ちなみに、竹内愛先生も、星野早紀先生もそんな感じでしたが今はご覧のとおり立派に声楽を続けていますね。)
彼女の救いは、学校の成績がオール5に近い生徒でしたのでレッスンを始めることにしました。東京藝大に進学した増田達斗君や県芸大の楽理科に進学した畑陽子さんが在籍していた優秀な学年で、私が担任を2年間受け持ち、彼女は3年間室長を勤め私の片腕となり、同時に混声合唱部が立ち上がった時でもあり、いつも一緒に行動していたという感じでした。私のいう事を100%理解しようと努力し実行し、信頼してくれました。彼女はからだが小さく声帯も短く薄いので、いつ声帯が成熟するのかも見極めることが難しかったので、初めから愛教大を目指すことにしました。しっかり勉強をして見事合格しましたが、卒業演奏会のオーディションにはとおりませんでした。彼女は本当は進路を達成するよりも、他の声楽の人たちのように豊かな響きのある声を出したかった。増田君や畑さんのように自由に音符が読めて頭の中にハーモニーが響くようになりたかった。のだと思います。手紙には「ダメダメだった私に・・・。」と書かれていましたが、私にとって彼女は愛するべき優等生でスーパーリーダーでした。だれよりもクラスメイトの事を気づかい頼りにされていました。努力家で、努力しても自信がないのでテストでうまくいかずにいつも崩れるように泣いてしまう彼女に、私は絶えず真剣に向き合いました。何かがあるとすぐに感謝のお手紙をくれて、人柄はだれよりも素晴らしかったと思えました。
でも、私がこうして一生懸命教えた生徒でも「卒業」という日を境に、私にもクラスのみんなにも会うことなく別れ、音信不通になってしまうことがとても信じられませんでした。でも、先日とある人に「先生は一生懸命育てた生徒さんに、卒業しても頼って来なさい。と言いたいところでしょうが、自信が持てるまでみてもらわない。としている生徒さんもいるのではないでしょうか」ということばを聞いて心が晴れました。
大学に入っても、レッスンを受けにくる生徒や、東京に進学しても帰ってきたら、私の所に戻ってくる生徒もいます。そうした生徒達も、結婚したりすると年賀状のやりとりだけになってしまいます。でも、それは生徒達が音楽から少しでも離れてしまうと私に会いにくいのだということもわかりました。私に良い歌をうたう自分を見て欲しいのは当然ですね。私みたいにずっと歌や音楽に集中できて、おまけに母校に帰って、自分を育ててくれた先生の後を継げるような人生を送れるような人はほとんどいませんね。私の方が特別でした。
彼女に再会できてとても幸せでした。彼女は誰から見ても立派に歌い演じました。ミュージカルの内容は、戦国時代に歌や踊りに命をかけた男女の物語。一生歌い続け、この地域の子どもたちにも歌や踊りを教えて行きましょう!などというせりふもあり、山三の生き方が私自身と重なることもあり、嗚咽がとまらずハンカチがグショグショになりました。隣に座っていた人は女優のような人でしたが、私の様子を感じてさぞ劇に集中できなかったのではないかと思います。(ごめんなさい!)
脚本の構成も、ここは「ロミオとジュリエット」かな?とか、ここは「ハムレット」かな?とかわかりやすく、大島ミチルさんらしい音楽で素直に劇に没入することができました。オーケストラはセントラル愛知交響楽団。うらやましい限りです!
帰りはみんなでお好み焼きを食べに行きました。ミュージカルの感想などを聞きたかったのですが、生徒達はみんな私の前で緊張していたので、勉強会みたいになってしまうといけないのでやめました。お好み焼きをさっと6等分に切り分ける私のへらさばきに妙に感動されました。先生は音楽しかしていないように見えて、1人暮らしが34歳まで続いたので、自分で何でもできるんですよ~!
後方のお花はカンタービレ父母の会から千紗先生に贈られたものです。
素晴らしいダンスを披露した千紗先生を囲んで。
背が生徒達に負けてますがステージではビックに見えましたよ!
ちあきさんも一緒に。ダブルちあきですね。
「シンデレラ」2幕の音取りとことば付け。1幕の復習を行いました。次回からは3幕の音取りを行います。3月の通常練習中に音取りとことば付けを完了して、春休みのソリスト特訓後3月31日(土)の特別練習日に全3幕を通してみたいと考えています。ソリストに選ばれたレッスン生(ソプラノのパートリーダー)からは、「春休みの特訓、みんな楽しみにしています!」とのことばを聞けました。教える方も元気になれますね。
練習の後は、コンクールの表彰式を行いました。今年は、レベルが高くなり全員に賞を与えることができませんでした。審査員のコメントを参考にして努力を重ねましょう。音楽は楽譜どおりに演奏することは当たり前。その先にあるものを表現し、人に伝えなければなりません。このペースでみなさんが上手になっていくとソロやキャストとして選ばれたい人は、能力が高い上に努力ができるレッスン生に限られてしまうかもしれませんね。でも、頭声発声で音楽劇を行って、誰からも上手だと思われる演奏には誰も到達していません。8月26日はそこに少しでも近づけるような毎日の練習をしていきましょう。
松山先生からは「一度、衣裳について打合せ会が必要ですね。」と連絡がありました。どんな舞台や衣裳になるのか楽しみですね。
2幕全体の音取りの確認を中心にパート練習を多めに行いました。全体練習では、ソロの部分を中学生が歌い、ソロから合唱に移っていく場所などがうまくいくように、そして、音楽全体の流れが把握できるような練習を行いました。階名での音取りの練習はだいたいできましたので、次回からは2幕を歌詞を付けていきたいと思います。
シンデレラの練習に入ってみなさんに「音取りの音源」を配布していません。コーラスミュージカルの時は配布していましたが、これは、みなさんに楽譜から音楽を読み取る力をつけて欲しいからです。団員になってすぐにピアノのレッスン生になった人が多かったことがとても嬉しかったです。プレ団員も増えましたが、プレの子どもたちのほとんどがピアノを習っているようでSakuraCantabileの未来がとても明るく感じます。
一方、音楽を音源やYouTubeなどに頼って手っ取り早く耳から覚えようとする人もいるかと思います。幼少から正しい訓練を受けなかった人にとって、楽譜を読むことは大変なことだと思います。でも、自分の力で鍵盤を叩いて楽譜から音楽を読み取り作り上げることが、小説が演劇や映画になる想像力や具体化と同じくらいの喜びだとわかった時に、本当の音楽の世界を知ったことになるのだと思います。
紙に書いてある記号や文字が立体性をもったドラマや感動になる!楽譜を読む事は素晴らしい事なのです。楽譜は音楽をする者の命。楽譜を読むことは音楽をする者の仕事です。
本日は一幕3場 M9 の部分を歌詞をつけて通せるように練習をしました。本日は行いませんでしたが、この部分は前のせりふから続いています。お姉さんや継母が自分たちだけお城のパーティーにお出かけをし、シンデレラだけを留守番させる「イジメ」の場面です。私たちの行うロッシーニのオペラでは家来に変装した王子がこの様子を見ている設定になっています。すでにシンデレラにひとめぼれをしている王子は、「胸が張り裂ける。でも今はどうにもならない」と歌っています。この設定、面白いと思いませんか?
この場面の家来たちは独唱、または重唱で行います。2月17日のコンクールで歌が上手だった子どもが選ばれます。ソロはまずは、声やことばが遠くまで聴こえないと役に立ちません。頭声発声や高い声が出る事よりも、からだ全体を使った呼吸と鼻腔を中心とした共鳴をつかむことが大切です。軟口蓋をしっかり上に保ち、舌根を下げる、あごが上がらないで歌う習慣を身に付けましょう。まずは、良い姿勢で歌えることですね。
また、しっかりとした毎日の練習ができるようになって、音感を身に付けてください。階名唱になれたり、レッスン生はコールユーブンゲンはなるべく早く終わり、コンコーネもどんどん進みましょう。風邪やインフルエンザになると練習ができなくなりますので、食べ物の好き嫌いをなくし、規則正しい生活を送る事や、手洗いうがい、部屋の清掃などの清潔を保つ習慣や、運動をして体力をつけることも大切です。また、将来、芸大などに進学して声楽家やオペラ歌手、あるいはミュージカルの歌手を目指す人は、からだが大きいことは声量に有利です。良く食べて運動して少しでもからだを大きくしておきましょう。でも、運動のし過ぎでからだが細い上に固い筋肉を作ってしまうと固く鋭い声しか出なくなる場合が多いので気をつけたいです。体調が悪いまま努力してしまうような生活は歌い手には向きませんので、しっかりからだを休めることのできる勇気や大らかさも大切です。
ことばや歌詞の表現がしっかりできる頭の良さも必要です。国語力がない人のせりふや演技、そして歌はとても頭の悪そうなものになります。葵さんや日和さん、栞さんの表現力が優れているのは学校でもしっかり勉強している上に音楽を強く愛して大切にしているからです。みなさんは目標にできる先輩たちがいます。幸せだと思います。
読書をしたり、オペラやミュージカル、演劇も本当に良いものを積極的に鑑賞して欲しいと思います。そして、まずは感動する心を身につけ、更にそこから、自分の音楽や演技に使えるものをまねることができるような人に成長してもらえたら嬉しいです。積極的に学校の勉強をする姿勢と、音楽を愛する心を身に付けて欲しいと思います。
このように、歌が上手になるには人として大切なことができるようになる要素がほとんど含まれています。だからとても教育的なのです。
プレ団員への参加者が増えてきて嬉しいです!ダンスも楽しそうですね。
団員は、第2幕の音取りの復習と階名唱での合唱を行い、最後に第1幕をことばをつけて歌いました。1幕と2幕のはじめの合唱はとても良い演奏になってきました。
階名唱がスムーズに歌えるようになるには時間がかかります。でも、この訓練が何年か後にとても大切だという事がわかってきます。ソプラノのパートリーダーやや筆頭副団長は「シンデレラ」のほとんどのソロパートを初見で歌ってしまいますね。これは、小さい頃からピアノを習い、正統的な音楽教育を受けたからです。初見で階名唱ができることは、一つの言語を覚えると同じくらい世界が広がります。音楽の広大かつ深遠なる世界を知るには楽譜が読めることがとても大切です。毎日コツコツ楽譜を読むくせをつけるにはピアノを学習することが一番だと思います。でも、最近、先生が弾いてくれるのを耳で覚えたり、音源に頼ったりして勉強をする人が増えているようです。本当の音感は楽譜を演奏する前にどれだけ音が頭に浮かぶかが大切です。毎日、いっぱい楽譜を読んだり、音楽を暗譜して歌ったりしましょう。でも、高校音楽科の先輩たちは、みんな小さい頃からピアノを習っていた人ばかりではありません。毎日の訓練で卒業する頃には楽譜を読み音を判断する力がついているのです。楽譜を読むことが苦手な人は、教科書でも何でも良いので毎日、読んで歌ってみてはいかがですか?
第3回 豊橋子ども声楽コンクール&「シンデレラ」オーディション間近! インフルエンザ予防のためマスク着用で体操とダンス。
インフルエンザが流行り始めました。個人レッスンや合唱を行うとどうしても感染しやすいので、風の症状のある人はお休みしてください。中学、高校受験生やオーディション受験者はナーヴァスになっています。気を使ってあげてください。一人ひとりがまずは手洗い、うがいなどをしっかりおこないマスクなどを使って予防しましょう。日頃から規則正しい生活を心がけて、運動をしてからだを鍛え、食事などにも気を付けて良い歌い手を目指してください。
こんなことが言えるようになったのも、みなさんの音楽に対する気持ちがとても強くなっていることを感じるからです。
でも、1番になることや主役を取ることだけが大切ではありません。みんなで作り上げていくステージには、もっと人として大切なことを勉強できることがたくさんあります。
歌が上手になるには、色々な勉強に興味を持ってください。特に文学や語学、音楽には数学的なセンスや歴史を知る事も必要です。学校で行われているすべての科目や、行事に積極的に興味を持って取り組んでください。
そんなことができている人がこの団体に増えてきてとても嬉しいです。
本日は、第二幕までの譜読みと合唱練習を行いました。
次回は、第二幕までの音楽稽古です。
父母役員会では、
①「シンデレラ」稽古日程
②チケットについては全席自由席にする。
③舞台フォーメーション図のデジタル化
④新入団員について
⑤本番のロビーコールと2公演の時間
などが主に論議され90分ほどの内容の濃い話し合いができました。
次回役員会は2月24日(土)に変更になりました。
12月23日(土)恒例のクリスマス会を行いました。
父母の会も団員も新体制になって初めての行事。昨年までは桜丘のお姉さんたちが演奏をしたり、団員をリードしてきましたが、新しい体制はSakuraCantabileがリードする形になりました。
今までの音楽科生徒の圧倒的な演奏も良かったですが、団長、副団長のリードと、父母の方々のアイデアの詰まった今回の新しいクリスマス会は、それぞれの団員の音楽をとおして今の自分を表現しようとする気持ちと、父母のみなさんが子どもを愛する気持ち。そして、指導者を含めて全員がこの団が大好きだということが伝わってくる素晴らしい会になりました。
本当にありがとうございました。
団長指揮・指導によるクリスマスソング集
サンタさんもサプライズでやってきました!
三姉妹も素敵でした。
アナ雪も昔歌いましたね。
ドキドキしちゃっていますか?中1生が歌うと初々しくていいですね。
男子チームのダンスも完成度高かったですね。
+αの方が多かった中2グループ 「ふるさと」は素敵な曲ですね。チャリティーコンサートのシンデレラを思い出します。(1期生しか知りませんね)
さすが中3グループ。心に響くハーモニー。みんな大人っぽくなりましたね。あなたたちの成長に感動しました。3人揃って音楽科に進学も嬉しすぎます!
最後はホールニューワールドで締め。楽しかったですね。
12月2日(土)の通常練習は、始めにストレッチ、呼吸訓練、発声を念入りに行い、先週練習したシンデレラの合唱の部分練習を行いました。その後、第2幕舞踏会の場面のパート練習を行い、最後にソロを入れた全体練習を行いました。筆頭副団長が初見でティズベのソロを完璧に歌ったのには驚きました。ティズベは内声といって他のパートの音を聴きながらはハモリを感じながら歌わなければなりません。さすが、メゾソプラノのパートリーダーを続けてきただけありますね。彼女は小さい頃からピアノのレッスンもしっかり受けていて、歌だけでなくピアノもとても立派に演奏します。
団員のみなさん。やっぱりピアノは早い時期にしっかり練習することをお薦めします。レッスン生の中にも譜読みが遅い生徒がいますが、本気で音楽を勉強したくなった時に大きなハンディキャップになってしまいます。でも、団長のように努力をしてどんどんできるようになる姿もカッコいいですね。
ピアノを習うとまではいかなくても、階名唱(ドレミ)はプレ団員の頃からことばを覚えるように学習できたら良いと思います。
12月3日(日)
本日は父母の会で音楽館の大掃除を行いました。
参加してくださった方も、参加できなかった方も、年度始めの4月から、カビの生えてしまったイスをきれいにしていただいたり、倉庫のいらなくなったものの廃棄処分、整理整頓など本当に感謝しております。今日は普段ではなかなか掃除ができない音楽館の天井に設置された鉄の格子の上にたまったほこりの清掃を中心に、1Fのフロアや玄関、手洗い場、机にたまったほこり取りや机吹き、最後には壁やオーディオ、加湿器の清掃まで行っていただきました。
本当にきれいになって嬉しかったです。
また、お母様方の様子や人柄も感じさせていただけて良かったです。普段は子どもの行動しか見ていませんが、子どもの行動とお母さんの行動はとても似ていますね。
本当に気持ちの良い大掃除でした。一緒にやらせていただけて幸せでした。
SakuraCantabileの子どもたちが素敵なのは、お母様方が素敵だからということも実感しました。
ありがとうございました!
誰だかわからないほどの完全防備
格子の上のほこりはなかなか手ごわい。
ピアノもオーディオもブルーシートで覆いました。
集合写真を撮っても誰だかわかりませんか?ありがとうございました!
この後は、衣裳をいつも作ってくださっている角谷さんの出演する演劇鑑賞にPLATへ行きました!
11月25日(土)通常練習を行いました。ダンスはエーデルワイスに合わせて3拍子のステップを行ったあと、A Whole New world に合わせたコーラス付きのダンスを行いました。
その後、からだの動きを付けた発声を行い、シンデレラの第1幕後半と、第2幕前半のコーラスの音取りを行い、最後にシンデレラと王子の部分をレッスン生が初見で歌いながら、合わせをしました。
小学校3年生の子どもたちの人数が多いのですが、気持ちが前に出ていて、現在の1期生の入団当時を思い出しました。
2組に分かれてA Whole New World の発表
11月26日(日)は桜丘中学校の説明会でした。先週の土曜日は高校の体験入学、その前の日曜日も中学の体験Dayとピティナステップ豊橋SAKURAステーションの第1回が行われ、音楽科生徒や中学実技専攻生たちは大活躍です。本日は、中学校長のあいさつの後、高校音楽科1,2年生による、「ユニヴァーサルシネマミュージック」のステージをたくさんの小学生とその父母の前で演奏しました。
Cantabileからは、布藤さん親子が来場しておられとても嬉しい気持ちになりました。Cantabileが始まって4年。桜丘中学に4年連続入学して音楽実技専攻生として声楽を学んでくれることになります。将来音楽をすると決めた小学生には、桜丘中学は自己表現を行う点や、高校入試の勉強時間を音楽に費やせる点で大変有利だと彼女たちを見ていて思います。小学生が「将来音楽をする」と決め、ご両親がそれを納得する。または、子どもが親を納得させるのはすごい事だと想像しますが、そんな凄い子どもや親の気持ちがCantabileの団体としての力をや価値を高めていると思います。そんな子どもたちが集まって11名で4年前に始まったCantabile第1期生も高校入試などもあり1月からは6名になります。「オズ」から始めた2期生、「ザッツ」から始めた3期生、そして、新入団員の4期生も、「お姉さんたちのようになりたい」そして、「お姉さんたちを超えたい」という気持ちを持って、Cantabileをさらに成長させて欲しいと願っています。
音楽科入試説明会(ソルフェージュ模試)
中学学校説明会
本日は、通常練習後、団員、団員父母全員が集まり19時より「総会」を行いました。
始めに、代表の吉村先生より
①次回公演について
②次回公演までの方針と、前回までの違い
のお話がありました。
次回公演は8月26日(日)PLATで
・第1回公演 は、u-18子どもによる オペラ「シンデレラ」
(合唱団SakuraCantabile編)
・第2回公演 は、地域の音楽家や大人も巻き込んだ オペラ「シンデレラ」
(豊橋シティーオペラ&ミュージカル編)
実行委員会は、当団の父母が中心となり新たに「豊橋シティーオペラ&ミュージカル」実行委員会を組織して行うことになりました。大きな目的は、
①当団で育った子どもたちが、大人になって豊橋に帰って来ても演奏ができる場所を作ること。
②毎年、子ども向けのオペラとミュージカルの公演を行い、豊橋の音楽、舞台文化の裾野を拡大する事。
などが、次回公演に向けての方針です。
また、合唱団SakuraCantabileの団長、副団長ともに中学3年生になり進路を桜丘高等学校音楽科に決めました。そして、今後も優秀な人材が彼女たちに続いている状況をきっかけに、今まで桜丘音楽科生はゲスト扱いだったことによる様々な問題を解決するために、キャストやソリスト希望者は団員として練習に参加し、特別扱いを行わないことになりました。代わりに、音楽科生にもリーダーになる権限が与えられることになり、当団を本気で愛し引っ張ってくれる音楽科生が誕生するきっかけが生まれました。
子どもの役員は、団長、新たに筆頭副団長と学年代表の副団長が設けられました。これは、前団長、副団長より「私たちだけでなくもっと多くの団員に会をまとめる経験や、前に出る機会を与えて欲しい」という申し出が吉村先生にあり設けられたものです。これは、団員の多くが積極的に団に関わろうとする意欲を彼女たちが感じた事や、自分たちが演ずること以外にも良い経験がたくさんできたので他の団員にも多くの機会を与えて欲しいことなどが理由でした。
吉村先生のお話の後、団長、筆頭副団長、副団長(学年代表)の選出が行われ、団長、副団長は第7回公演、第8回公演に引き続き、留任が決定。学年代表は欠席者のあった小学3年生以外は学年の話し合いで決まりました。
その後、父母の会の役員=豊橋シティーオペラ&ミュージカル実行委員の選出を行い、こちらも、前役員の留任を基本として、微調整で決定していきました。
その後も、子どもたち、父母の方々も大変熱意を持って論議をされ中心メンバーが帰宅したのは夜10時を過ぎていました。本当に頼もしい皆さん方です。第9回公演大成功を目指して大きく前進していきましょう!
決意表明をする筆頭副団長(留任)
決意表明をする団長(留任)
いよいよ、本番まで2週間となりました。
本日はAB共に通し稽古を行い、コーラスのフォーメションチェックやカーテンコールの練習なども入念に行いました。
午前中は明日行われる桜丘学園学校体験Day のコーラスミュージカル体験や、昼に行われる「That's Neverland」ダイジェスト の演奏会のリハーサルを行いました。
自主練習などを取り入れ団員のみなさんがミュージカルの完成に向かって積極的に取り組んでいる姿勢が素晴らしいと思います。
さて、本番が近づくと焦る人がいるかと思いますが、これからは体調管理が大切です。守りに入るのはいけませんが、無理をするのはもっといけません。お盆があり何かと平常の生活と変わることも多いかと思いますが、規則正しい生活をし学校の宿題などもしっかりと行なってください。そして、毎日自分で楽譜を読むことを忘れないでください。
17日、18日は連日で松山先生のレッスンがありました。
17日は10:30からPLATの最終打ち合わせを行い、いよいよ本番まで1ヶ月となりました。
17日の練習は、13:00~16:00まで、キャスト稽古を第1選択室で行い、桜丘中学5Fホールに移動。
16:30から20:00プレ団員・桜丘高校器楽科生・男声合唱団ふんけんクラブと第1回目の合同練習を行いました。全員が集まるのはこれが初めて。今回の作品の大体の形ができあがりました。
18日の練習からは通し稽古。13:00から16:00は第1選択室でBチームが通しました。ダメ出しも行いました。通すとかなりできの悪い箇所が目立ちました。特にせりふがスムーズに進まない。歌うと歌詞が明瞭でないところが大きな反省点です。来週までにしっかり稽古を積まないと松山先生から貴重なご指導をしていただけません。とても残念なことです。16:30~は昨日同様桜丘中学5Fホールに移動して第2回目の合同練習を行いました。Aチームで通し稽古を行い、19:30に終了しました。
2日ともに、団員の子どもたちや父母がたくさんの荷物の搬出や搬入、清掃などみんなで協力して行う事ができ、団体としての結束力も強くなってきたように感じます。
フェアリークィーン「ブルージュはどこに」
10日(土)は松山先生が急遽豊橋に来てくださりレッスンをしていただきました。
That's Neverlandの始めからM11までのレッスンをAチームBチーム場面ごとに交互にしていただきました。口を縦に開くことや、セリフや歌を歌い出す時には、一歩前に出るなど基本的な動作のできていないキャストをていねいに指導していただきました。時には個人的に全員の前で指導してくださったり、良い所をほめたり、とてもわかりやすいレッスンをしていただきました。キャストのせりふの暗記やダンスが不十分な所があり残念なこともありましたが、松山先生が豊橋でいつも言われる「君たちに上手な演技は期待していません。一生懸命な姿に期待しています」ということばの意味は、団員のみなさんにはよくわからないかもしれませんが、例えば本日、桜丘学園のびっくり体験Dayで、私たちの前に演奏した和太鼓部の演奏は、一人一人がとても真剣で一途に部活動に取り組んでいる姿を見てとても素敵でしたね。我が団体の練習でも、本当に謙虚に真剣に団や音楽に向き合っている人はかっこいいですね。友達の演技や歌をしっかり観察して、先生方の指導を真剣に聞いて勉強している人と、そうでない人など先生方はしっかり観察しています。大切なことは変なブライドを持つのではなく「素直な心」ですね。そんなことをSakuraCantabileで学んで欲しいと思いました。
11日(日)は昨日の復習を中心に行いました。午後は、ラルク、ウィーピー、ボク、リンの個人レッスンを横江先生にお願いしました。横江先生は音楽大学卒業後、松山先生のオペラグループに入って松山先生にステージの基礎を長期にわたって勉強されました。
横江先生にこれから時々レッスンを受けることがあると思いますが、からだの使い方は男性の先生では教えにくいことがありますので、呼吸法について積極的に学んでください。
1人1人のキャラクターがしっかりしてきたAチーム
Bチーム「リンの部屋」 この子妖精が見えないんだ!
一生懸命なAチームの鳥ちゃんたち。がんばれ小3!
びっくり体験Day 1列目の高校生の身長高すぎましたね。
本日は合唱協会の合同練習の後、M16「蛇の岩場」と4匹の鳥、M20「ノックの叫び」の特別練習を行いました。蛇のダンスはさすがに、バレエの経験のある4名でしたので、覚えも早くこれからが楽しみな場面になりそうです。それに対して「ノックの叫び」のダンスは、ダンスの経験のない団員が多いので大変でした。まずは、千紗先生の言われるとおりにできるように日々努力を重ねてください。
再来週には松山先生のレッスンがあります。できている人たちには動きや表現がプラスになりますが、できていないところはカットになったり、ひどい時には配役を下ろされたりされます。6月17日に向かって一人一人の努力が大切です。キャストに選ばれている団員は自分に厳しくなることが、舞台を成功に導く近道です。
先生たちは上手な演奏や演技をみなさんから期待していません。みなさんが一生懸命がんばっている姿が人を感動させることを知っているからです。仲間と比べて自分が少し上手だと思う人は謙虚に努力を重ねてください。下手だと思う人は貪欲に先生方やお母様方からアドバイスをいただいたりして毎日練習することが大切ですね。
マイナス蛇の好物は人間のリンと、涙の妖精ウィーピー。蛇につかまって岩山に閉じ込められます。
がんばれ!ノックダンス。
詳細は合唱協会HPをご覧ください。
「第48回合唱祭・第20回三遠南信合唱の集い」
(豊橋合唱協会主催)
で行われる豊橋地区合同合唱の練習が始まりました。
曲目は、吉野弘 作詞 高田三郎 作曲の「心の四季」
「心の四季」は合唱ファンならば誰もが知っている名曲です。
日本の四季折々の情景を表わしながらも、実際は人の心の内面を表現している
内容的にも構成的にも優れた混声合唱組曲です。
本番は10月29日(日)ライフポートコンサートホールで280名の大合唱で演奏します。
指揮は本校音楽科主務の吉村 純先生、ピアノ は本校音楽科講師でピアニスト。
桜丘中学や高校英数科でも音楽を教えておられる三木諭先生です。
5回の合同練習(本校記念会堂)を経て本番に向かいます。
本校の生徒たちもたくさん参加します!
本日はopeningからM5までのBキャスト練習と、M17~FinaleのAキャストの練習をしました。
全員が出演する場面は少しずつ完成に近づいていますね。良くなってくると動きに意味をつけるために細かい指示を出していきますので変わった部分をしっかり覚えてきてください。シャイニーの歌う歌詞のように「ひとりひとりが意味を持ってステージに立っています」コーラスの演技もとても大切です。自分が歌ったり踊ったりしていない時の演技も集中して行えるようにしていきましょう。
妖精の源「ブルージュはどこに?」「ブルージュを探しに行こう!」BチームM5
最後列にはAチームのキャストがコーラス(花)で参戦!
ノリノリのファイアー(炎の精)についていけない、クール(氷の精)、ファニー(笑いの精)
ちょっと疲れた花役にはお母様方が出演。
Aチームのフィナーレ。カラー帽子をかぶっているのは鳥たち(青い鳥・白い鳥・赤い鳥・黄色い鳥)
お話の進行役は4匹の鳥たち。
本日は、吉村先生が Coro Soave の本番でしたので、朝の10:00~12:30まで「夜の女王」の部分と、B組のフィナーレを行いました。後、振付のついていない部分は、「蛇の岩山」のみとなりました。
「夜女隊ダンス」と「夜の女王とドルミン」のダンス、フェーンや星の子たちの活躍する場面のダンスを通すことができました。また、昨日のフォーメーション練習がしっかりできたようで、フィナーレの動きがとてもスムーズでした。6月3日と4日で一通り完成します。あとは、何度も繰り返して1つ1つの言葉や歌、動きに意味をつけていきましょう。歌やダンスが揃うアンサンブルも大切です。個人レッスンも行っていきますので、一人一人が自分の与えられた役をしっかりと勉強し稽古にのぞんでください。
PLAT主ホールでの公演は音楽館での練習では狭いですね。
フィナーレのお辞儀もしっかり決まりました!
本日は、吉村先生が Corofelice の演奏会のため欠席。内藤先生と千紗先生、布藤さんの指導で、オープニングとエンディングの全体練習を繰り返し行いました。大勢でのダンスや演技のフォーメーションが決まるとそれだけでかっこいいものですね。一人一人がしっかり自分の位置を覚え、動く時にはその動きに意味を持たせられるようになりましょう。
13:00~18:00キャスト練習を行いました。
本日は、昨日の復習と第4景「リンの部屋」第8景「蛇の岩場」を行いました。ダンスはM11の最後とM14の最後を行いました。残りは第10景の鳥の場面と、第8景の「蛇の岩場」の後半ダンス部分と、第13景の「蛇の岩場」全体を残すのみとなりました。後4回で松山先生のレッスンです。AチームもBチームも歌、セリフ、ダンス、動き、フォーメーションなど間違えずにできるようにしてください。そうすれば、もっともっとミュージカルに大切なことを教えていただけると思います。
5月は運動会や体育祭のため欠席があったり、体調を崩したりする団員が多いです。体調管理に気を付けて生活してください。また、練習も土、日に加え長時間です。具合が悪くなった場合は無理をせずに早退、欠席をしてください。団員のみなさんの最も大切なことは、学校生活を充実させることです。コーラスやミュージカルはそれに付け加えて行い、よりみなさんの心を豊かにするものですね。
体力や精神力が弱いと、与えられた課題をこなすこともできずに良い結果を出すことができません。小学生、中学生時代はからだを鍛え、色々な事に挑戦してください。うまくいくこともありますが、色々な事で失敗し傷つくこともあるかと思います。それが本当の意味での勉強です。ゲームやスマホをしている暇など無い方が良いと思います。そんな時間を音楽を聴いたりピアノを弾いたり、読書をしたりするのに使ってください。ミュージカルに行ったり、オペラを観たり、オーケストラのコンサートに行ったりするのもとても良いですね。
音楽を勉強する事や、ダンス、せりふを表現することは、話し方や姿勢など大人になって役立つことばかりです。コーラスミュージカルをとおしてかっこよくて人から注目される人になりたいですね。それには、毎日努力することが大切です。過度な無理は避け前向きな生活を送ってください。
M14「あなたが眠っている間に」
機械に囲まれて生活している近未来の少女「リン」は眠りの精「ドルミン」に眠らせられ、妖精の国フェアリーランドにつれていかれます。
2050年の近未来。人間の子どもは夢を見なくなり、妖精の国フェアリーランドも滅びようとしています。
悪い「夜の女王」は妖精たちにうっかり「妖精の源=ブルージュは、人間と妖精で作る」ということをしゃべってしまいます。妖精たちは人間の子ども「リン」をつれてフェアリーランドに向かい、妖精の国を救おうとします。
プレ団員・団員合同練習を16:40~17:30まで行い、キャスト練習を20:40まで行いました。
合同練習ではオープニングからM5までを練習しました。キャスト練習ではM12からの夜の女王の絡みを練習後、第6景「帰路」の細かい動きをつけました。最後に、第11景「花園」~M18とフィナーレを練習。本日は、各シーンごとのフォーメーション表を配布して、それぞれの立ち位置をしっかりと決めながら進行しました。
今回のミュージカルはA組とB組のダブルキャストで演奏するだけでなく、A組の主役級がB組の脇役を演じたりしますので、大変複雑な出入りになります。今回初めての団員もいますので、1期生が中心となって後輩をリードできるようになってください。
8月20日(日)本番のチラシが刷り上がり、いよいよ本番まで3ヶ月となりました。この演奏会を色々な方々に広めて当日、満員のお客様の前で演奏できると良いですね。
夜の女王は子分をつれて、妖精たちを捕らえます。
夜の女王から妖精たちを助けるフェーン(竜巻の妖精)と星の子たち
眠りの精「ドルミン」は仲間たちと別れて「夜の女王」を眠らせておくために闇の国に残ります。
5月13日(土)は、桜丘中学新旧校長引継ぎ会に招かれ演奏をしましたので、通常練習はなくなり、団員の自主練習、チーム練習を13:00~17:00まで行いました。
5月14日(日)は、5月2回目の特別練習を13:00~18:00行いました。M1~M11までと第11景~M18の演技を細かくつけていきました。鳥たちも別室で特訓を受けました。16:15~はM20のノックダンスとM13の夜女隊ダンスをつけました。本日は、運動会や体育祭、中間テストの直前ということもありましたが、みなさんがんばって出席をしてくださいました。短時間でも練習に参加する姿勢がとてもたのもしく思えました。来週は松山先生の稽古の予定でしたが、松山先生も6月のオペラ公演の準備でお忙しいことと、私たちの稽古がまだ手付かずの部分もありますので、松山先生にはお休みをお願いいたしました。何とか、この1ヶ月で最後まで細かい動きや表現を付けられるように頑張りましょう。
父母の会役員会お疲れ様でした。活発な意見交換ができ、主体的な父母のみなさまの参加も、とても頼もしいです。ありがとうございました。
Bキャスト 夜女隊ダンス
Bキャストの夜女隊のダンスはAキャストの主役級の団員が踊ります。
本日は13:00よりAチームとBチームのオープニング~M11までの細かい動きや演技の練習を中心に行いました。同時進行で、CチームDチーム、チーム鳥など分かれて練習を行いました。16:20~夜女隊のダンス稽古を行いました。3分の2くらいダンスがつきました。
みなさん本をだいぶ落として練習できるようになりました。まずは決められたフォーメーションを覚えることが大切ですが、なぜ、そこに移動するのかの意味を考えて演技してください。また、自分のせりふや歌でないときに、どのように反応するのかもしっかりと覚えましょう。そうすると、私たちのコーラスミュージカルが、演奏会形式の合唱劇ではない奥の深い立体的なものになっていきます。
5月の練習が始まりました。以前ならばゴールデンウィークの練習は人が集まらずに中止していましたが、ほとんどの団員、プレ団員が参加し団が成熟してきたことをとてもうれしく感じました。
本日はThat's Neverlandの練習を行いました。
13:00より自主練習を行いとても多くの団員がチームに分かれて練習を行いました。
16:40よりプレ団員と絡みのある場所の練習を行い、17:30からキャストの立ち稽古を行いました。18:30から13日の本番の通し練習を行い、結局プレ団員は19:00まで全員が残り練習に参加しました。19:00より20:30までキャスト稽古を行い21:00解散。こんなに長時間練習をしたのにも関わらず、みんなが元気で集中力を持って最後まで練習している姿に感動しました。明日もキャスト稽古です。細かい動きやダンスも増えます。楽しみですね。
5月からの声楽個人レッスンは、吉村先生のキャスト特別レッスンに変わります。ソルフェージュとピアノのレッスンは行いますので、受講者はしっかり勉強してきてください。
本日は日曜日でしたが練習を行いました。内容は昨日松山先生に指示されたことの復習を行いました。
13:00~18:00までぶっ続けで練習を行いましたが、居残り練習をしている人たちもいました。「まだまだ練習がしたい!」そんな気持ちに満ち溢れている団員はとても頼もしいです。
さて、昨日の立ち稽古では、まだセリフや歌が完全に暗記できていない人がたくさんいました。松山先生はこの様子では「ザッツ」ができる気がしないとおっしゃっていました。合唱でもミュージカルでも暗譜、暗記をしてからが本当の練習です。ゴールデンウィーク中にしっかりと覚え、次回の松山先生のいらっしゃる5月20日の稽古には見違えるようになっていると思わせる気迫を見せてください。期待しています。
本日は、「That's Neverland」のオープニングとNo.5を中心に練習しました。No.5は3部に分かれる部分がしっかりとハモれなかったり、全体的にまだ地声すぎたりしています。しっかりと音を取って発声や呼吸に注意して練習してください。
衣裳合わせも始まりました。どんな衣裳を着るか楽しみですね。今回の衣裳は特殊なコーティングがほどこしてある生地が多いですので、傷みやすかったりクリーニングできないものも多いですので、衣裳を大切にしてくださいね。
これからAチームとBチームと交互に練習することが多くなってきますが、歌や演技の上手な人、上手な所をしっかりと観察して自分のパフォーマンスの参考にしてください。また、自分が歌っていない時、セリフを話していない時、歌っている人、話をしている人のことばを集中して聴き、演技をしましょう。
父母の会役員会お疲れ様でした。8月20日の本番に向けて役割分担ができました。役員会が終わった後もお母様方が楽しそうに会話されていた姿を見てとても嬉しかったです。お母様方の熱心な質問、意見、本当に楽しみです。当団がもっともっと良い団体になっていく夢を持てますね。
恒例のCantabileのクリスマス会を15:00~桜丘高等学校第3選択室で行いました。今回は中学生の司会進行で、父母の方々にお手伝いいただき70名以上が参加しました。会の始めは、全員でクリスマスソングを合唱し、続いて高校生の演奏。ショパンエチュード作品10-4に続き、フルート独奏、クラリネット重唱、声楽アンサンブルの5重唱で木下牧子作曲の「めばえ」が演奏されました。その後、ジュースで乾杯。ピレーネとお菓子を食べて歓談。歓談後、工夫を凝らした1期生を中心とした歌や合唱、出し物。プレゼント交換。最後に、来年8月20日に演奏する「That's Neverland」のオープニングを全員で演奏し記念写真を撮り終了。後片付けをみんなで行いました。準備をしてくださった父母のみなさまありがとうございました。企画をした1期生の子どもたちもご苦労様でした。桜丘高校音楽科の生徒が最後までゴミを集めてコンテナまで捨てに行ってくれました。みんなの力で楽しい会になりました。
「コーラスミュージカル・ワークショップ」の第1回を高校音楽館ホールで行いました。
高校音楽科生、中学音楽実技専攻生・一般公募の小学生~高校生が約40名集まり、
コーラスミュージカル「That'NeverLand」の中からの1場面を3グループに分かれて稽古を行いました。
講師は、東京から演出家の松山雅彦先生、このミュージカルを作曲された松山由佳先生をお呼びいたしました。
当日は、16時ころから準備を行い、20時までワークショップを行い ましたが、小学校2年生の子どもたちも、最後まで集中して演奏、演技をやり切りました。4回のワークショップで子どもたちがどのように表現力を身につけていくかとても楽しみです。
演奏会のオープニングで、当団50名、豊橋少年少女合唱団26名、豊橋女声コーラス25名、男声合唱団「ふんけんクラブ」35名の136名で、「豊橋市歌」を歌いました。指揮をとったのは、今年の6月から豊橋合唱協会の会長になられた、当団代表の吉村先生。ピアノはふんけんクラブの中村はるみ先生でした。
当団の演奏は「合唱のクオリティーの高さ」特に高音部が際立っていたとの評価でした。踊って歌うコーラスミュージカルにも注目されました。踊りだけ出演するプレ団員や、1列目の小さい子どもたちのダンスが少しずれているところも、敷居の高さを感じさせず、子どもたちの笑顔で一生懸命歌う様子が合唱祭全体を和ませていたとのことばをいただくことができました。団員の皆さま、そして父母の皆さまお疲れ様でした。