191116 卒団式

 本日は、SakuraCantabile初の卒団の会を行ないました。
 団長、副団長は6年間変わらず、古藤葵さんと鯨日和さんが担ってくれました。葵さんは常にリーダーで主役。後輩たちや先生方にも気を使うことができ、私にも報告、連絡、相談ができる頼もしい団長で、私が忙しいそうにしている時は必ず最後まで居てお手伝いをしてくれました。学校を休んでもCantabileも合唱協会も休まない。清掃や礼儀など常に意識できる模範的なリーダーでした。私の立派な片腕になってくれました。日和さんは、音感に優れ声も美しく立派。楽譜やセリフもすぐに覚えて完璧に演奏する姿は多くの団員に良い影響を与えました。色々な性格の役をこなすチャレンジ精神にも長けていました。そして、関ひかりさんは小3の時にティンカーベルを堂々と好演。バレエの経験もありオールマイティー。次の団長候補でしたが残念ながら高1で退団。この3人はポケットオペラの第5回公演「ピーターパン」からの入団でキャリアは9年目を迎えていました。北河和珠さんは、桜丘中学の2年生の時に音楽実技専攻生となって、そのまま「ザッツ」から出演。持ち声の美しさが光り「シンデレラ」「ウィズ」と常に主役級として活躍してくれました。多くの面での驚くべき成長を感ます。
 卒団の会は、4人がそれぞれこれまでCantabileで過ごした思い出を語り、後輩への想いを伝えました。4人とも人生の半分くらいをここで過ごし、色々なことが思い出され涙ぐむ場面もあり、後輩たちに多くの大切な事が伝わったように感じられました。団のみんな、そして、父母や指導者への感謝、音楽館を使用できることへの感謝など、話し方、内容とも立派で大きな成長を感じる事ができました。
 4人のお母さまがたから指導者とみなさんにお礼もありました。私はCantabileのフォトアルバムをいただき、一生の宝物を得たような気持になり感動しました。スキャンしてHPにアップしたいと思います。4人の父母のみなさんも長きにわたりご協力本当にありがとうございました。
 最後に全員写真を撮った後「歌の会なので歌って閉めたい!」と葵さんからの提案があり「ほらね」を合唱しました。4人とも涙を流し団員の多くが泣いていました。卒業式のような感動があり「合唱って素晴らしい!」と誰もが思ったことでしょう。この曲がSakuraCantabileにとって、とても大切な曲になりました。
4人は卒団してしまいましたが桜丘音楽科にいます。カルミナ・ブラーナも一緒に歌います。なので、お別れではありません。しかし、もう練習には来ません。これから新しい第一歩が始まります。新団長に選出された浅倉千晶さん、副団長の長浜優さん、布藤暁子さんを中心に更に良い会になるよう前進していきましょう。父母の方々も小嶋会長を軸に、更にこの地域のたくさんの子どもたちが合唱や声楽を好きになるような会を創っていきましょう。よろしくお願いいたします。

2019年11月18日